1300年の古刹と「東洋一」の商店街!横浜・弘明寺をぶらり散歩
神奈川県横浜市南区にある「弘明寺(ぐみょうじ)」。京急線と市営地下鉄の2つの駅に挟まれたこのエリアは、横浜で一番古いお寺を中心に発展した門前町です。丘の上の駅から一歩あるき出せば、そこには歴史ある立派なお寺と、活気あふれるアーケード商店街が広がっていました。今回はそんな弘明寺を、のんびり散策していきます!
1300年の歴史!横浜最古のお寺「弘明寺」へ
京急線の弘明寺駅は、見晴らしの良い丘の上にあります。急な坂を2分ほど下ると、横浜最古のお寺「弘明寺」に到着します。
入り口で迎えてくれるのは、江戸時代に建てられたと伝わる立派な「仁王門」です。左右に鎮座する仁王像は鎌倉時代につくられたもので、神奈川県内で一番古いとも言われています。どっしりとした門構えと迫力ある像に、思わず圧倒されます!
本堂へ続く石段の途中には、「身代わり地蔵」が立っています。これは京急電鉄が会社創立100周年を記念して奉納したお地蔵さまです。自分の体の悪いところと同じ場所をさすると良くなると言われています。沢山の参拝客にさすられてきたためか、表面がツルツルに光っていました。
この弘明寺が開かれたのは、なんと1300年近く前の奈良時代です。疫病が流行ったときに人々の平安を願って建てられ、鎌倉時代には源頼朝が幕府の祈願所に定めたという歴史があります。境内はそれほど広くありませんが、見どころがぎゅっと詰まったお寺でした!
横浜を一望!弘明寺公園の展望台
お寺のすぐ隣にある「弘明寺公園」は、もともと弘明寺の境内だった裏山を整備した公園です。
園内は「子どもの遊び広場」や「健康器具広場」などもありイメージしてたより広い敷地でした。お散歩コースにも良さそうな場所ですね。
緑豊かな園内を抜けて展望台へ登ると、横浜の街をぐるっと見渡すことができます。あいにくの曇り空でしたが、みなとみらいの大観覧車やランドマークタワーまでばっちり見えました。ここまで登ってきた甲斐があったと思える、とても気持ちのいい眺めです。
さらに図書館もあり、京急の改札口も図書館からすぐ、という好立地な場所です。
昭和レトロな純喫茶「ぱぁらー泉」でひと休み
時刻は午前10時過ぎ。商店街のお店が開くのを待つため、駅からほど近い場所にある純喫茶「ぱぁらー泉」へ向かいました。店先の食品サンプルが並ぶショーケースは、まさに昭和レトロそのもの!
静かにジャズが流れる店内は、常連さんがくつろぐ落ち着いた空間でした。しっかりとした苦味のブレンドコーヒーが、歩き疲れた体にじんわりと染み渡ります。
かつて「東洋一」と呼ばれた大賑わいの「かんのん通り商店街」
午前11時を過ぎたところで、いよいよ今回の目玉「かんのん通り商店街」へ向かいます。弘明寺の門前から市営地下鉄の駅までを繋ぐ、活気あふれるアーケード商店街です。
戦争の空襲をまぬがれ、戦後は下町の台所として大いに賑わったというこの通り。昭和31年に最初のアーケードが完成した当時は、「東洋一」とも呼ばれていたそうです。現在のアーケードは全長312メートルあり、約130ものお店がずらりと軒を連ねています。天井がガラス張りになっているため光がたっぷりと降り注ぎ、歩いているだけでウキウキしてきます!
商店街の真ん中あたりでは、アーケードが川をまたぎます。この川は、横浜でも有数の桜の名所として知られる大岡川です。本線にかかる赤い欄干の「観音橋」の隣には、欄干がベンチの形になった「さくら橋」があります。座って川を眺めながらひと休みできるなんて、素敵な工夫ですよね。
行列必至の町中華「まさき亭」で絶品サンマーメン!
お昼どきになり、商店街から大通りへ少し歩いた場所にある町中華「まさき亭」へ向かいました。ここは、いつも行列ができるという地元の人気店です。早めの時間だったため、幸いにも並ばずに入店できました。
注文したのは、サンマーメンと餃子です。サンマーメンは餡が火傷しそうなくらい熱々で提供されます。どっさり乗った野菜の下には、驚くほどの量の麺が隠れていました。
ニンニクがガツンと効いた餃子も非常に美味しく、行列ができるのも納得の味わいです。お店を出る頃には外に長い列ができており、タイミングの良さに感謝しました。
まとめ:歩くほどに元気がもらえる温かな門前町
お腹を満たした後は、再び賑わう商店街をのんびりと抜け、京急線の駅へと戻りました。
丘の上のお寺から、まっすぐ伸びる長いアーケード。そこには歴史ある門前町の風情と、活気あふれる下町の日常が心地よく混ざり合っています。歩いているだけで、不思議と元気がもらえる明るい通りでした。
弘明寺は上大岡のすぐお隣で、ふらりと立ち寄りやすい立地です。次のお休みには、ぜひこの温かな門前町へ散歩に出かけてみませんか?
