散歩・街歩き

【街歩き】再開発と湘南の風を感じる「辻堂駅」を歩いてきました!

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こんにちは!今回は神奈川県藤沢市にある「辻堂駅」周辺をぶらぶら歩いてきました!

JR東海道線が通っていて、東京駅からはおよそ50分。アクセスの良さに加え、近年再開発で注目度がグングン上がっている“湘南の新星”とも言えるエリアなんです。私自身も「住みたい街ランキング」で名前を見かけることが増え、気になっていた場所だったので足を運んでみました!

再開発で綺麗に生まれ変わった駅前、湘南の潮風を感じる開放的な公園、そして絶品ハンバーガーとの出会いまで…。それでは、辻堂駅の街歩きスタートです!

辻堂駅ってどんなところ?

辻堂駅改札口

辻堂駅は、神奈川県藤沢市に位置するJR東海道線の駅です。ターミナル駅である藤沢駅と茅ヶ崎駅に挟まれていて、これまではどちらかというと地味な存在だった印象。でも今では、「住みたい街ランキング」で名前が挙がるほど人気が高まっていて、再開発によって大きく生まれ変わった街の一つと言えます。

実際に駅の改札を抜けると、目の前に広がるロータリーはとても広くて、どこか海外の街のようなスッキリとした雰囲気。タクシーやバスの乗り場もきちんと整理されていて、動線も分かりやすく設計されていました。

私が訪れたのは月曜の午前10時ごろ。平日ということもあって、人通りはそこまで多くなく、駅前の空気もどこかゆったりとした感じ。駅を出て最初に感じたのは「空が広いなあ」ということでした。視界を遮るような高層ビルがあまりなくて、駅前にしては珍しく、解放感があるんですよね。湘南の空気と相まって、とても気持ちの良いスタートでした!

駅前すぐ!巨大ショッピングモール「テラスモール湘南」

テラスモール湘南

辻堂駅の北口を出て、ほんの数十秒。目の前に突然現れるのが、今回の主役のひとつでもある「テラスモール湘南」です!

2011年に開業したこのショッピングモールは、延べ床面積が約16万㎡、店舗数はおよそ280店舗という圧巻の規模。2024年春にはリニューアルもされていて、今どきのオシャレなショップやカフェ、雑貨店などがたくさん入っています。

とくに私が感動したのは、名前の通り「テラス」がとにかく充実していること。2階、3階、4階それぞれに屋外テラス席があり、座席もかなりゆったりと確保されています。私が行った日は平日の午前中だったので、ほとんどのテラス席が空いていて、思わず「ここ、住みたい…」と呟きそうになりました(笑)。

3階のフードコート「潮風キッチン」で買った食事をそのままテラスに持っていけるスタイルも便利!しかも、2階や4階のテラスは自由席として使えるので、カフェで飲み物だけ買ってのんびりするのにも最適です。

実際、ノートパソコンを広げて作業している人の姿もあって、まるでシェアオフィスのような雰囲気。テラスモール湘南はWi-Fiも飛んでいるみたいですね。こういう場所で仕事ができたら、気分も上がりそうです。

テラスモールの館内には、アパレルからインテリア、カフェ、レストラン、本屋に家電まで本当に何でもそろっていて、正直1日中いても飽きなさそうでした。4階には「109シネマズ」も入っていて、この日は劇場版コナンが公開中ということもあって、映画館の前には人だかりができていました。湘南エリアでは最大級のシネコンだそうで、地元の人たちにとってはまさに“生活の中心”といえるモールなんじゃないでしょうか。

地元密着の便利ビル「Luz湘南辻堂」

Luz湘南辻堂

テラスモール湘南を出て、正面を見るともう一つ目に入ってくるのが「Luz湘南辻堂」というビル。こちらは2010年に開業した比較的新しい建物ですが、テラスモールのような観光向けの大型施設というよりは、地元の生活に密着した“使える”施設が詰まったビルなんです。

中に入っているテナントもスーパー、ドラッグストア、複数のクリニック、100円ショップ、ネットカフェ、ブックオフ、ファミレス、回転寿司など、どれも地元民が日常的に使うものばかり。とくに印象的だったのは、あの規模のビルにこれだけのジャンルがバランスよく入っているという点でした。

日常の買い物や通院、外食がここで完結するので、駅前に住んでいる人にとってはかなり便利だと思います。まさに“生活を支える商業ビル”という感じ。テラスモールが華やかさとオシャレさを担う一方で、Luz辻堂は実用性に振り切っていて、このコントラストがまた街全体としての魅力を底上げしているなと感じました。

開放感たっぷり!神台公園(シークロス公園)

神台公園(シークロス公園)

さらに歩いていくと、テラスモールの横手、道路を挟んだすぐ向かいに広がっているのが「神台公園(シークロス公園)」です。

ここは再開発エリアの中に整備された、約1ヘクタールの広々とした都市公園。駅前とは思えないほど開放感があり、周囲の建物との距離感も絶妙。人工的なビル街の中に、ホッとできる“余白”が用意されている感じがとても心地よかったです。

遊具は少なめですが、中央には芝生と土が混ざった広場があり、子どもたちが走り回るのにちょうどいいサイズ感。

注意点としては、この公園には柵がないので、小さなお子さんやペット連れの方はちょっと注意が必要かもしれません。ただ、その分開けた印象があって、とても清々しい気持ちになれます。

ちなみにこの公園、災害時には広域避難場所としても使われるそうで、いざという時の安心感も備えているようです。ショッピングモールの隣にこうした公共スペースがあるというのは、住環境として非常にバランスが良いなと改めて感じました。

星乃珈琲でほっとひと息

星乃珈琲 辻堂店

テラスモールの館内を少し歩き回ったあと、公園の散策もあって、気づけば軽く汗ばむほどに。ちょっと休憩したいなと思い立って立ち寄ったのが、モール1階にある「星乃珈琲」です。

館内には他にもスターバックスやサンマルクカフェなどカフェはたくさんありましたが、外からそのまま入れる立地と、クラシカルな雰囲気に惹かれてこのお店に決めました。

今回はこのあとランチを予定していたので、軽めにカフェインレスのアイスコーヒーだけを注文。こういった配慮があるのも、星乃珈琲の嬉しいポイントです。しかも11時前というタイミングだったので、まだモーニングの時間帯。席もすぐに案内してもらえてラッキーでした!

星乃珈琲 カフェインレスアイスコーヒー

ちなみに私が座ったすぐ後から、1組、2組とお客さんが続々と来店。気づけばあっという間に満席に近い状態になっていて、人気の高さを実感しました。

天井が高くて落ち着いた空間の中、アイスコーヒーをゆっくりと味わう時間は、まさに“旅のご褒美”という感じ。ふぅ〜、生き返る……!

駅のもう一面──辻堂駅南口の“素顔”

星乃珈琲で一息ついたあとは、少し早めにランチのお店に向かうことに。お目当ての店の開店は11時半。それまで少し時間があったので、辻堂駅のもう一つの顔ともいえる「南口」エリアをのぞいてみました。

辻堂駅 南口

南口を出た瞬間に感じたのは、「あ、こっちはまだ昔のままなんだな」という空気感。北口の整備された広場やショッピングモールに比べると、南口は再開発の波があまり届いていないようで、どこか懐かしさを感じる、ごく普通の駅前の景色が広がっていました。

とはいえ、南口にはバス乗り場もあり、駅としての機能はしっかりしています。ただ、個人的にはこのバスの乗り場がとにかく分かりづらい……!どのバス停からどの路線に乗って、どこに行けるのか、ぱっと見では全く把握できません。これはもうちょっと案内を工夫してもらえるとありがたいですね。

でもそのぶん、ローカルな魅力も健在。個人商店や昔ながらの飲食店が点在していて、地元の人たちの生活感を垣間見ることができるのも南口ならではの面白さです。

海が見えてくる!辻堂海浜公園への道

南口の真正面に伸びるまっすぐな道。実はこの道をそのまま歩いていけば、なんと徒歩30分弱で「辻堂海浜公園」へ到着するんです!

今回はお邪魔しませんでしたが、道自体は平坦で歩きやすそうな印象。自転車を使えば10分かからず到着できそうですし、車ならもっと早い。生活圏に海があるって、やっぱり湘南らしくてうらやましい限りです。

ちなみに辻堂海浜公園は、広大な芝生エリアやプール施設、そして自転車の練習ができる交通公園などがある人気のスポット。週末には家族連れで賑わう場所でもあるそうです。

つまり、買い物も公園も、映画館も、そして海まで──。この“全部が揃う感”が、辻堂という街の最大の魅力かもしれません。

ハンバーガーの名店「COOKER’S GRILL」で大満足ランチ!

そしていよいよ本日のメインディッシュ!ランチは「COOKER’S GRILL(クッカーズグリル)」さんでいただきました!

南口から徒歩3分ほどの場所にあるこのお店、実は食べログで「ハンバーガー100名店」にも選出された実力派。平日だし、開店直後なら空いてるかな〜と思って行ったんですが、なんと開店3分前にはすでに数名並んでいました。やっぱり人気なんですね!

注文したのは「コルビージャックチーズバーガー」。名前だけだと味のイメージが湧きませんでしたが、調べてみたところ“コルビージャック”というアメリカ発のマーブル模様のチーズらしいです。気になったのでピクルスもトッピング、ドリンクはコーラにしました。

そして運ばれてきたハンバーガーを見て、まず香りに驚き。焼きたてのバンズから立ち上るバターの芳ばしさに、思わず「うわ、絶対うまいやつだこれ…」と心の声が漏れました。

クッカーズグリル ゴルビージャックチーズバーガー

一口食べると、サクッと香ばしいバンズの食感、粗挽きのパティが「これぞ肉!」という主張をしてきます。とろけたコルビージャックチーズが全体を包み込み、ピクルスの酸味が絶妙なアクセントに。これはもう、期待以上!

ただ、「よく焼き」でオーダーしたせいか、パティの表面にちょっと焦げ目がついていたのは気になる点。お店としてはミディアムレアがおすすめだそうなので、次はそっちにしてみたいと思います!

ポテトは細めのシューストリングタイプで、まさにマックのポテトっぽい感じ。特別感はないけど、これはこれで安定の美味しさです。お会計は合計2,320円。ちょっと贅沢なランチにはなりましたが、値段相応、いやそれ以上の満足感でした!

まとめ:全部そろってる街、辻堂。そりゃ住みたくなるよね!

今回歩いてみて改めて感じたのは、辻堂という街の“バランスの良さ”です。

北口は再開発によって都市的で洗練された空間になっていて、巨大な商業施設や公園、映画館などが整備されています。一方で、南口にはローカルな日常が残っていて、少し歩けば海。生活に便利な施設と自然がうまく共存しているんですよね。

東京や横浜へのアクセスも抜群で、東海道線1本で行けるのはやっぱり大きな魅力。ただ、電車が止まると少し厄介なのは注意ポイントかもしれません。そういうときは藤沢駅や大船駅までバス移動ですね。

それでも、買い物・仕事・遊び・自然・食、すべてをほどよく楽しめる街として、辻堂は本当に魅力的だなと実感しました。
「次に住むならこういう街もいいかもなぁ」なんて、思わず妄想がふくらんでしまう街歩きでした!

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