雨予報の日は絶好のチャンス!?ゆったり歩いて名店も巡る鎌倉さんぽ
大人気観光地の鎌倉は、いつ訪れても大勢の人で賑わっています。しかし、あえて「雨予報の日」に出かけてみるのはどうなんだろう?もしかして人が少なくって快適な観光ができたりするのでは?そんな期待のもと、1日雨予報の鎌倉へお出かけしてみました!
分かる程度には人が減ってる。歩きやすい小町通り
本日の天気は朝から本降りの雨、もちろん夜も雨。ただ……私が鎌倉駅に付いた昼間のみ、曇り時々雨のような天気になっていました。いやぁ……本降りの雨を期待してたのですが、散策中は降ったり止んだりを繰り返す微妙な天気に。それでもさっきまで大雨だったのだから影響は出ているはず。気を取り直して散策を始めます!
鎌倉駅の東口を出ると、すぐ目の前に小町通りの鳥居が見えてきます。時刻はお昼の13時。普段なら前に進むのも大変なほどの混雑ですが、この日は午前中の雨の影響もあってか、普段に比べるとずっと歩きやすい状態でした。
いつもは入口から人でごった返している商業施設「i-ZA鎌倉」も、この日は立ち寄るチャンスでした。館内には食べ歩きグルメやお土産店が並んでいて、2階も含めてゆったりと買い物が楽しめる、ほどよい賑わいでした。
観光客のピークタイムとも言える時間帯ですが、人は少ないですね。やっぱり午前中の本降りの影響でしょう。予定をキャンセルした人が、かなり多かったんだと思います。
お店もガラガラな所は多く、それならばと空いてる店内で小腹を満たそうと思いつきました。
私が立ち寄ったのは、焼き小籠包のお店です。注文した「豚肉入り焼き小籠包」は4個入りで750円。皮がとてももっちりとしていて、食べ歩きにぴったりのボリュームでした!
人が少ない小町通りを歩いていると、普段なら見落としてしまいそうな脇道にハンバーガー店や屋台があることにも気づけました。空いているからこそ、普段は通らない脇道まで足を伸ばしてみたくなるのも新しい気づきでした。
鶴岡八幡宮と、緑のトンネルになった段葛
小町通りを抜けて横断歩道を渡ると、鶴岡八幡宮に到着します。肝心の人の入りは、正直なところ多いのか少ないのか判断が難しいところ。というのも、鶴岡八幡宮は敷地そのものがとても広いので、普段でも人混みでぎゅうぎゅうという状態にはならないんです。道が細くて人が詰まる小町通りとは、そもそもの条件が違いました。
雨が本格的にならないうちに、落ち着いた雰囲気の中で無事にお参りを済ませることができました。
帰り道は、若宮大路の中央を通る「段葛(だんかずら)」を歩いて鎌倉駅方面へ向かいます。春には見事な桜並木になる場所ですが、この季節は頭上一面にみずみずしい緑の葉が広がり、まるで緑のトンネルのようでした!
段葛の周辺にある脇道には「Kamakura Kebab」というケバブ屋さんを見かけたり、鳩サブレーで有名な「豊島屋」の立派な店舗がいつも通り多くの人で賑わっていたりと、周囲を眺めながら歩くだけでも楽しい時間が流れます。
地下の隠れ家で味わう極上の一杯「珈琲郷みにこむ」
たくさん歩いて足も疲れてきたので、小町通りの路地へ戻り、気になっていた純喫茶「珈琲郷みにこむ」へ向かいました。地下にお店を構えており、到着したのはちょうど14時です。
店内はレンガと木の温もりが感じられる空間で、老舗の風格がありながらも清潔感に満ちていました。お天気の兼ね合いもあってか、店内のお客さんは私の他に2組ほど。鎌倉の中心部にいることを忘れてしまうくらい、静かで落ち着いた時間が流れていました。
私が注文したのは、温かいブレンドコーヒーです。一口飲むと、しっかりとしたコクの中に程よい苦味があり、ブラックのままで完成された素晴らしいバランスでした!クラシカルな空間でいただく本格的な一杯に、心も体もしっかり休息できました。
駅の反対側、静かすぎる御成通り
地下通路を抜けて、今度は鎌倉駅の西口へ。同じ駅でも、東口と西口では雰囲気がかなり違います。江ノ電の駅舎と改札があるのは西口側で、江ノ島や大仏のある長谷へ向かう人はここから乗ることになります。普段なら券売機の前は結構混雑する場所です。
西口から300メートルほど続く商店街が、御成通りです。石畳の綺麗な通りが、奥のほうまで見通せてしまうくらいガラガラでした。ただ、御成通りはもともと東口ほど混まない通り。観光客向けのお店より、地元の人が普段使いするお店のほうが多いそうです。
おしゃれなカフェやレストランもあるので、もっと活気があってもよさそうな場所なんですけどね。鎌倉でのんびり過ごしたい人には、穴場と言えるかもしれません。
行列なしで名店の味を堪能!老舗欧風カレー「キャラウェイ」
御成通りを端まで抜けて東口側へ戻り、小町通りから一本脇の路地へ。この先にあるのが、1974年創業の欧風カレー店「キャラウェイ」です。鎌倉のカレーといえば必ず名前があがる、行列必至の超人気店。私も鎌倉に来るたびに行きたいと思いながら、毎回すごい行列を見て諦めてきました。
15時半にお店の前に到着すると、なんと行列が一切ありませんでした!普段なら行列必至の有名店に待たずに入れるなんて、まさに天候の巡り合わせに感謝です。
注文したのは「ビーフカレーライス」です。ライスの量は普通盛りだと550グラムもあるため、今回は300グラムの「小」を選びました。小サイズでもミニサラダが付いて950円という、観光地の中心とは思えないお手頃な価格設定です。
運ばれてきたカレーは、しっかりと煮込まれた濃厚などろっとしたルーが特徴的でした。一口食べると、牛肉の旨味がぎゅっと溶け込んでいて、ピリッとした心地よい辛さが広がります!小サイズでも十分にお腹いっぱいになる、大満足の絶品カレーでした。
夕暮れの小町通りと路地裏の「ブルーボトルコーヒー」
お店を出て小町通りへ戻ると、時刻は16時を回っていました。夕方になると店じまいを始めるお店も多く、通りの人通りもぐっと落ち着いてきます。
散策の締めくくりとして、小町通りから一本入った静かな小径にある「ブルーボトルコーヒー 鎌倉カフェ」へ向かいました。こちらは2026年5月にオープンしたばかりの店舗で、湘南エリア初出店のお店です。
注文したのは、シーズナルドリンクの「ノラ コールドフォーム」(800円)です。グラスの上には弾力のあるミルクの泡がのっており、ほんのり塩味が効いています。甘いコーヒーと塩気のある泡が絶妙にマッチして、歩き回った体に心地よく染み渡る美味しさでした!
まとめ:天気予報が微妙な日こそ、鎌倉は狙い目
「雨の鎌倉」を期待して出かけた一日でしたが、結局この日は降ったり止んだりの繰り返し。撮影中は傘が邪魔だなと何度も思いました。それでも、人気観光地なのにどのお店にも入りやすいというメリットは、それ以上に何度も実感できました。
午前と夜は雨、散策中だけ小雨という、ある意味で絶好のタイミング。もし一日中の本降りだったら、また違う感想になっていたかもしれません。それでも、いつもの鎌倉の人混みに疲れた経験がある方なら、天気予報が怪しい日をあえて狙ってみる価値は十分あります。ずっと行列で諦めていたあのお店に、するっと入れるかもしれませんよ!
