今回は神奈川県平塚市の平塘駅周辺を散策してきました!平塚といえば毎年7月の「湘南ひらつか七夕まつり」で有名ですが、実際に歩いてみると想像以上に見どころ満載の街でした。JR東海道線で東京駅から約1時間15分、横浜駅からは約37分という好立地にありながら、歴史ある神社から最新のショッピングモール、充実した文化施設まで、バラエティ豊かな魅力が詰まっています。

江戸時代には東海道の7番目の宿場町として栄え、現在は自動車関連の製造業を中心とした工業都市として発展している平塚。人口約26万人で神奈川県では6番目の規模を誇る街を、北口側を中心にたっぷり歩いてきました!
フェスタロードから平塚八幡宮へ!相模国一の格式を誇る古社

平塚駅北口のロータリーを抜けると、まっすぐに延びる「フェスタロード」が目に飛び込んできます。延長357メートル、駅から平塚八幡宮へと続くこの通りは、市制60周年記念事業の一環で公募で名付けられたそうです。550件の応募の中から、陽気で楽しいイメージが決め手となって「フェスタロード」になったんだとか。
実際に歩いてみると、車道も歩道もかなり広々としていて開放感抜群です。歩道は片側が自転車用になっているので、歩行者も安心して歩けました。商店はポツポツとある程度で、むしろ大通りらしい堂々とした雰囲気が印象的でした。
8分ほど歩くと、立派な鳥居が見えてきます。平塚八幡宮の到着です!境内に足を踏み入れた瞬間、想像していたよりもずっと大きな神社で驚きました。さすが「相模國一國一社の八幡宮」と称えられるだけあります!

約1600年前の西暦380年創建と伝わるこの古社は、歴史の重みをひしひしと感じさせてくれます。源頼朝が北条政子の安産祈願のために神馬を献上したり、戦国時代に荒廃した社殿を徳川家康が復興させたりと、歴代の武将からも篤く信仰されてきた特別な場所なんです。

境内を歩いていると、本当に歴史の息づかいを感じられました。安産祈願や厄除け、八方除けで有名ですが、武将たちから信仰されていたことから武運や勝負運のパワースポットとしても人気なのも納得です。運が良ければ神馬にも会えるそうですよ(午前10時〜12時、午後1時〜3時)!
平塚市役所とららぽーと湘南平塚で現代の平塚を体感

平塚八幡宮を北側から出ると、正面にガラス張りの美しい平塚市役所が現れます。2018年に全面開庁となった新庁舎は、築50年経過で老朽化した旧庁舎の建て替えによるもので、とてもモダンな印象でした!
特に印象的だったのが2階のレストラン「アルテール」です。市の職員だけでなく誰でも利用できるのが嬉しいポイント!187席もある広々とした空間で、大きな窓からは気持ちの良い景色が楽しめます。地産地消にこだわった「ひらベジカレー」が人気メニューで、値段もリーズナブルでした。

テラス席もあって、真夏の今回は暑そうでしたが、涼しい時期なら絶対気持ち良さそう!市役所の2階テラス部分には緑の中にベンチがたくさん並んでいて、ちょっとした休憩スポットとしても最高でした。
市役所からちょっと足を伸ばして、ららぽーと湘南平塚にも行ってきました。正直、この気温でこの距離はちょっとしんどかったですが…(笑)駅からだと徒歩15分ほど、市役所からは5分程度の場所にあります。

2016年開業のこのショッピングモールは店舗数230以上!1階からテナントのジャンルが本当に多彩で、あえて同ジャンルで固めていない感じが楽しいんです。歩いていて新しい発見があるような構成になっていて、モール内の散策自体が楽しめました。

真夏の散策で暑さにやられていた私は、スターバックスでアイスカフェラテを注文してひと休み。ひんやりしたドリンクで本当に生き返りました!ファッション、雑貨、レストラン、スポーツ用品、さらにはラウンドワンまであって、1日中遊べそうな充実ぶりです。


文教エリアで文化に触れる!図書館・博物館・美術館

市役所方面に戻ってきて、徒歩5分ほどで平塚市中央図書館に到着しました。中央図書館、市営の博物館、美術館がこの辺りの徒歩2〜3分の範囲にまとまっているので、まさに文教エリアって感じです!
1948年創立の歴史ある中央図書館は、約41万冊の蔵書を誇る平塚市内最大の図書館。建物は確かに年季が入っていますが、それも歴史を感じさせる味わいがありました。
図書館の目の前に広がる公園がまた素晴らしいです!真夏に噴水の水音が本当に涼しげで癒されました。この公園内には博物館もあって、中央図書館から博物館まで噴水を挟んで目の前という便利な立地です。

せっかくなので博物館にも寄ってみました。入場無料なのが嬉しい!「相模川流域の自然と文化」をテーマにした地域博物館で、地質・生物・天文・歴史・考古・民俗の6分野にわたって展示されています。久しぶりにこういう博物館を訪れましたが、無料とは思えないほどしっかりした内容でとても楽しめました。

プラネタリウムもあって、18歳以上200円、18歳未満無料という良心的な価格設定。70席のコンパクトなドームですが、学芸員さんによる生解説が人気だそうです。特別展では「湘南ロケッティア」として神奈川大学と東海大のロケット開発の軌跡が紹介されていて、興味深く見学させていただきました。
図書館からすぐそこ、徒歩2分程度の距離にある平塚市美術館も見逃せません!市営の美術館なので入館料もリーズナブルに設定されているのが嬉しいポイントです。

訪問時は「原良介 サギ子とフナ子 光のそばで」と「よみがえる絵画 修復された川村清雄、藤田嗣治、鳥海青児…」の2つの展示を開催していました。特に修復をテーマにした展示は珍しくて、絵画がどのように保存・修復されているかを詳しく知ることができました。作品ごとの修復過程をまとめた資料も充実していて、そちらも本当に興味深かったです!
原良介さんは平塚市出身の画家で、光の表現をテーマにした作品が展示されていました。明るい作風で自然や水が涼しげに描かれていて、絵柄も温かみがあって、美術に詳しくない私でもその魅力がすぐに伝わってきました。
美術館には43席のレストラン「ラ パレット」も併設されていて、一面のガラス窓から庭園の景色を楽しめるそうです(今回は利用しませんでしたが、お昼時だったのもありお客さんが結構入っていました)。春は山桜、初夏にはバラ、秋には紅葉と、四季によって変わる景色が魅力だそうで、また違う季節に訪れてみたいですね!
デカ盛り洋食の老舗「洋食ゾロ」

美術館を出て少し歩いて、駅の方向に戻る途中で発見したのが老舗の人気店「洋食ゾロ」です!1973年創業のこちらのお店は、デカ盛り洋食屋として地元では非常に有名だそうで、期待に胸を膨らませて入店しました。
店内に入ると、地元の方々で本当に賑わっていて、ひっきりなしにお客さんが入れ替わっていく様子に人気の高さを実感!メニューを見て、定番っぽいAセットを注文してみました。エビフライ、チキンカツ、ハムステーキ、クリームコロッケがセットになって1400円という、この内容でこの価格は本当にお得です!

それにポタージュスープもついてきて、なんと1杯おかわりもできるという太っ腹ぶり。運ばれてきた瞬間、そのボリュームに圧倒されました!ハムステーキは想像以上に分厚くて、エビフライもプリッとした食感が最高。そして何よりこのデミグラスソースが絶品なんです!
マッシュルームポテトもドカンと盛られていて、クリームコロッケもかなり大きめ。デカ盛りなだけじゃなく、味も本当に抜群でした。尖った味付けではないんですが、何度もリピートしたくなるような中毒性のある美味しさというか…これは地元の人に愛され続けるのも納得です!
ただ、わかってはいたもののとんでもない量で(笑)正直、半分食べたところでお腹が膨れ始めて絶望しました。後半は完食できるかどうかの絶望との戦いになっていましたが、なんとか最後まで完食!お腹をしっかり空かせてから行くことを強くお勧めします!
新しい文化拠点「ひらしん平塚文化芸術ホール」

お腹がはち切れそうになりながら向かったのが「ひらしん平塚文化芸術ホール」です。2022年3月にオープンしたばかりの新しい文化施設で、「ひらしん」は平塚信用金庫のネーミングライツによる愛称だそうです。
中に入ってみると、学生さんが勉強していたり、発声練習をしている団体の方々がいたりと、市民の皆さんが本当に積極的に活用されているのが伝わってきました!1200席の大ホールと多目的ホール、それに会議室や練習室など8つの部屋がある本格的な文化施設です。

これだけ充実した設備が整っているのは、見附台周辺地区の整備の一環として旧市民センターを建て替えたからなんですね。新しい施設だけあって、建物も設備も本当に充実していて、市民の皆さんの日常的な居場所になっているのが素晴らしいなと感じました!
2階には平塚の魅力を紹介するコーナーもあって、七夕まつりの展示や、平塚出身の棋士・故木谷實九段の囲碁資料なども展示されていました。地域の文化拠点として、本当に多角的な役割を果たしている施設だなという印象でした!
昔ながらの商店街「湘南スターモール」でレトロな魅力を発見

「ひらしん」からの帰りは湘南スターモール商店街を通って駅へ向かいました。アーケードがある昔ながらの商店街で、平塚駅北口から約100メートル離れた旧東海道沿いに延びています。江戸時代の平塚宿からの伝統を引き継ぐショッピングゾーンなんだとか。
意外とチェーン店はあまり見られず、昔ながらの老舗が多く集まっている印象でした。7月の七夕祭りのメイン会場にもなるそうで、アーケードが整備されているので雨の日でも快適にお買い物ができそうです。
特に印象的だったのが、今どき珍しいゲームショップ「DokiDoki冒険島」を発見したこと!思わず写真を撮ってしまいました。こういうお店がまだ残っているんだなって、ちょっと感動してしまいました。

海への玄関口・南口で開放感を満喫

せっかくなので南口方面も軽く散策してみました!改札を抜けて南口へ向かうと、北口とはまた違った雰囲気が楽しめます。商業施設や行政機関は北口側に集中していて、南口側は海への玄関口という位置づけなんですね。
道が広くて開けていて、本当に気持ちが良い!この道は「平塚なぎさプロムナード」という名前で、電柱がないので空がひときわ綺麗に見えるのが印象的でした。平塚駅南口からこのまままっすぐ海岸まで徒歩約20分で到着できるそうです。

今回は散策後だったので海までは行きませんでしたが、南口の雰囲気を確認するために往復10分ほど歩いてきました。自転車や車を使えば10分かからずに海岸まで行けそうで、湘南エリアらしい海へのアクセスの良さも平塚の大きな魅力の一つだと実感しました。
老舗喫茶「シャポー」でコーヒータイム

また北口に戻ってきて、最も駅に近い「紅谷パールロード商店街」を散策しながら、お目当ての喫茶店を目指しました。JR平塚駅北口から徒歩3分、石畳で舗装された歩行者天国になっているこの商店街は、平塚駅前の中心的な商店街です。

そしてあっという間に目的の「喫茶シャポー」に到着!1963年創業の老舗喫茶店で、自家焙煎のネルドリップコーヒーが自慢のお店です。店内は昔ながらの喫茶店らしい落ち着いた雰囲気で、ジャズが流れる中でゆったりとした時間を過ごせました。

シャポーオリジナルブレンドコーヒーとチョコレートケーキを注文しましたが、このコーヒーが本当に絶品!苦味が少なくてコクとまろやかさがあって、砂糖もミルクもいらないくらい美味しかったです。チョコレートケーキは標準的な感じでしたが、この店の魅力は何といっても昔ながらの喫茶店の雰囲気ですね。
落ち着いてコーヒーが楽しめる貴重な空間で、散策の疲れも一気に癒されました!
まとめ:平塚は歴史と現代が調和した魅力的な街!

今回の平塚駅周辺散策、本当に充実した一日でした!歴史ある平塚八幡宮から始まって、モダンな市役所、充実した文化施設群、デカ盛りの老舗洋食店、そして昔ながらの商店街まで、様々な顔を持つ平塚の魅力を存分に味わうことができました。
特に印象的だったのは、北口の充実した施設群と南口の海への開放感、どちらも楽しめるバランスの良さです。JR東海道線で東京・横浜に直通、小田原・熱海方面も一本でアクセスできる便利な立地でありながら、これだけ多彩な魅力が詰まっているなんて!
関東三大七夕祭りの一つ「湘南ひらつか七夕まつり」も気になったので、今度は七夕の時期に訪れてみたいと思います。きっとまた違った平塚の魅力に出会えそうですね!
平塚、思っていた以上に見どころ満載で、一日では回りきれないほどでした。歴史好きの方も、グルメ好きの方も、文化施設好きの方も、きっとそれぞれの楽しみ方ができる素敵な街だと思います!