散歩・街歩き

相模大野駅周辺をのんびり散策|巨大商業施設と落ち着いた商店街

相模大野駅を散策
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神奈川県相模原市にある相模大野駅を歩いてきました!
小田急小田原線と江ノ島線の分岐駅で、江ノ島線の始発駅でもあります。新宿まで急行で約37分というアクセスの良さもあって、ターミナル駅らしい賑やかさが広がっていました。

再開発による巨大な商業施設と、昔ながらの商店街が共存していて、歩いていても飽きない街です。今日はその魅力をじっくり味わってきました!

駅前に広がる相模大野ステーションスクエア

相模大野ステーションスクエア

改札を出てすぐ目に飛び込んでくるのが「相模大野ステーションスクエア」。
ガラス張りの大きなアトリウムが頭上に広がっていて、思わず「おおっ!」と声が出そうな迫力でした。両側にそびえる高層ビルを、吹き抜けの通路がつないでいて、都会的なのに開放感があります。自然光がたっぷり差し込むので、空間全体が明るいのも印象的でした。

A館とB館に分かれていて、ビックカメラや無印良品、ユニクロ、スーパーなど日常的に便利なお店がズラリ。雨の日でも濡れずに買い物できるのはありがたいですね。9階の屋上テラスは全面が芝生になっていて、ベンチに腰かけながら街を眺められるのも良かったです。

「改札出た瞬間にこれだけ揃っているって、すごく便利だなあ」と改めて感じました。人も多いのですが、天井が高いおかげで息苦しさはなく、近代的なかっこよさに惚れ惚れしました!

サンデッキ相模大野で電車ビュー

サンデッキ相模大野

北口に向かう途中にあるのが「サンデッキ相模大野」。
歩道橋のように駅の南北を結ぶデッキなのですが、ここからは小田急の車両基地が見渡せます。
電車好きの子どもたちに人気のスポットなんだとか。

ボーノ相模大野を歩く

ボーノ相模大野

サンデッキのすぐ横にあるのが「ボーノ相模大野」。2013年開業の複合施設で、ショッピングモールに加えて、市民交流拠点やパスポートセンターまで入っているのが特徴です。

特に2階の自由通路「ボーノウォーク」は広々していて、屋根付きなので雨の日も安心。買い物客や近所の人たちがのんびり歩いていて、生活の一部としてすっかり根付いている雰囲気でした。

ボーノウォーク

1階のスーパー「ライフ」や、飲食街「ボーノ横丁」などもあって、ここだけで生活が完結しそうなくらい便利。
さらに広場では定期的にイベントが行われていて、休日に来るともっと賑やかになりそうです。

ステーションスクエアが「駅直結の大型商業施設」だとしたら、ボーノは「地域の暮らしの拠点」といった印象でした。

大野銀座商店街の落ち着いた雰囲気

大野銀座商店街

ボーノを抜けた先に広がるのが、大野銀座商店街。駅周辺4つの商店街の中でも、ここが最も規模のある昔ながらの商店街です。

通りは石畳風に整備されていて、全体的に落ち着いた雰囲気。歩いていると「なんだか上品な商店街だな」と感じました。最近は若い人が始めた飲食店も増えているようで、古さと新しさが混ざり合った面白さがあります。

駅前の巨大な商業施設と比べると人通りは少なめですが、その分のんびり歩けて心地よかったです。個人店と思われるお店が多く、人の温かさを感じられる商店街ですね。

e-Burgersでグルメバーガーランチ

e-burgers外観

商店街を歩いたあとは、お腹が空いたので「e-Burgers」へ。
相模大野駅から徒歩6分ほど、女子大通りの入口にあるグルメバーガー専門店です。黄色い看板が目印で、2021年オープンの比較的新しいお店。相模大野駅周辺でグルメバーガー専門店は珍しく、気になっていたんですよね。

e-Burgers内装

店内は1階にカウンター席、2階にテーブルやソファー席があって、落ち着いた雰囲気。私は日替わりのグリルバーガーを注文し、トッピングでピクルス、自家製コーラを一緒に頼みました。

グリルバーガー

ハンバーガーが運ばれてきた瞬間から食欲をそそる香ばしさ!
しっかりグリルされたパティは香りも旨味も抜群で、バンズは表面がパリッと焼かれて甘みがあります。厚切り玉ねぎがシャキシャキで食べごたえも満点!ピクルスの酸味が濃厚な肉の旨味をうまく引き立てていて、これは正解でした。

自家製コーラ

自家製コーラはジンジャーの風味が効いていて、爽やかで大人向けの味わい。市販のコーラより炭酸が控えめですね。

値段はやや高めですが、「また来たい」と思わせてくれる満足感がありました!

女子大通りと相模女子大学へ

女子大通り

お腹が満たされたところで「女子大通り」を歩いてみました。正式名称は「キャンパス5番街」。相模女子大学へと続く道で、地元では女子大通りの愛称で知られています。

沿道には学習塾やクリニックが入った複合施設「ロビーファイブ」があり、学生や地元の人たちの日常を支えている感じ。歩いていると学生が行き交う姿も見られて、活気がありました。

5分ほど歩くと相模女子大学の正門に到着。女子大としては全国で4番目に古い歴史を持ち、2025年で創立125周年を迎えるとのことで、かなりの伝統校ですね!

相模大野中央公園とグリーンホール

相模大野中央公園

女子大通りを北に抜けて少し歩いたところにあるのが「相模大野中央公園」です。
芝生エリアに遊具もあり、休日は家族連れでにぎわいそうな場所です。私が訪れたのは平日だったので、人は少なめで、広い空間をゆったり味わえました。

園内には「水のひろば」という水遊び場がありますが、この日は改修中で水が抜かれていました。今は大規模リニューアルが進んでいて、園内にタリーズコーヒーもできるんだとか。ますますにぎやかな雰囲気になりそうです。

相模女子大学グリーンホール

公園の向かいには「相模女子大学グリーンホール」があります。
名前に大学とついていますが、市の文化会館で、大ホールは1,700席超の規模。コンサートやミュージカルが開催されるそうで、まさに地域の文化拠点といった感じ。
建物内には図書館もあり、大きな窓から公園の緑を眺められるのがとても気持ちよかったです。

伊勢丹跡地とコリドー街を歩く

伊勢丹相模大野跡地

次に向かったのは伊勢丹跡地。グリーンホールの南側に隣接している場所です。
1990年から2019年まで約30年、相模原市唯一の百貨店として存在感を放っていました。今はタワーマンションが建設中で、時代の移り変わりを感じます。

コリドー街

駅方面へ続く「コリドー街」は、かつて伊勢丹と一体でにぎわっていた通り。石畳の舗装やアーチのある通りが上品で、歩くだけでも気持ちが良かったです。昔と比べて人通りは減ったそうですが、カフェや居酒屋が点在していて、ゆったり過ごせそう場所です。

トロワアンジュでひと休み

ブレンドのニレ

コリドー街の途中で立ち寄ったのが「トロワアンジュ」という老舗の喫茶店。
店内にはジャズが流れ、ノスタルジックな雰囲気に包まれていました。私はブレンドコーヒー「ニレ」と、口コミで見かけていたクリームブリュレを注文。

クリームブリュレ

ブリュレは目の前でバーナーで焼き上げてくれて、表面はパリッ、中はひんやりとろけるクリーム!甘さも上品で、珈琲との相性が抜群でした。

コーヒーも苦味と酸味のバランスが良くて、ブラックでもスッと飲める美味しさ。
歩き疲れた体に染み渡るひとときでした。

静かな南口側の通り

南新町商店街

最後に、相模大野駅唯一の南口側にある商店街を見に行きました。「南新町商店街」です。
駅に戻って、サンデッキ相模大野を渡ると、ちょうど商店街の入り口に出ます。

ここが南新町商店街の入り口なんですが、正直なところ、商店街って名前はついているけど、実際に営業している商店はあまり多くありませんでした。
北側に比べても、静かな通りって感じです。商店街というより住宅街に近い雰囲気かな?
ただ、道路の石畳は綺麗に整備されているし、周囲の建物も新しいものが多いので、住宅街として見れば魅力的に見えました。

駅のすぐ近くだし、暮らす目線で見ると住み心地が良さそうな一角だなと思います。
商店街としての賑わいはないけれど、落ち着いて暮らすには良い環境なんでしょうね。

まとめ|便利さと上品さが同居する街

相模大野を歩いてみて、まず強く印象に残ったのはステーションスクエアとボーノです!どちらも存在感があって、街の顔としてかっこよかったです。

ステーションスクエアは駅とほぼ一体化しているから、改札を出てすぐ便利に使えるのが魅力的。
ボーノもそばにあるし、買い物や食事に困らない充実感を感じました。

それに加えて、大野銀座商店街やコリドー街も歩いていて気持ちよかったです。
通りがきれいに整備されていて、上品な雰囲気を感じました。
都会的で賑やかな通りが広がっているけど、歓楽街みたいに雑然とした感じはなくて、むしろ落ち着いた空気が流れているのが印象的でした。

小田急の小田原線と江ノ島線の分岐駅だから、新宿方面へも江の島方面へも行きやすい。アクセスの良さも、この街の大きな強みですよね。

駅前の便利な商業施設と、上品で歩きやすい商店街の景観、そして交通の利便性。
その全部が揃っているからこそ、散策するにも暮らすにも魅力的な街だなと感じました!
相模大野、想像以上に良い街でした。また機会があったら訪れたいと思います!

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